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将来の会社の存続にかかわる健康リスク

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将来の会社の存続にかかわる健康リスク

 

アスベストは人の髪の毛の直径よりも細く、肉眼では見ることのできないきわめて細い繊維からなっているため、飛散すると空気中に浮遊しやすく、吸入されて人の肺胞に沈着しやすい特徴がある。 アスベストは約20年から40年の潜伏期間を経て肺がんや中皮腫の病気を引き起こすことが多いため「静かな時限爆弾」と呼ばれる。 そのため、アスベスト被害は今もなお続いており、現場で働く作業員や近隣関係者の健康リスクが将来の会社の存続にかかわる問題となりえる。

 

最高裁は、1975年までにはアスベストの危険性を認識していたのにもかかわらず、労働者への防じんマスク着用を事業者に義務付けることなどを怠ったとして、国に違法性があったことを認めた。 しかし、粉じんが外気で飛散する屋外作業員については、「被害が予見できない」として、国とメーカーの責任がいずれも否定される結果となった。 「なぜ屋外労働者だけ認めないのか納得いかない」というのはごもっともな指摘だろう。

 

日本はアスベスト被害者の数が世界でもトップの多さで、日本がアスベストの「被害大国」である現実が浮き彫りになっている。

 

株式会社トライフォースコーポレーション

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