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建設作業員のアスベスト健康被害

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建設作業員のアスベスト健康被害

 

建設現場で働いていた元作業員が、アスベストを吸い込んで肺がんなどの病気になったと訴えた集団訴訟で、最高裁は国と建材メーカーに賠償責任があると判断したことがニュースとなった。 裁判は、元建設作業員らが建設現場でアスベストを吸い込み、肺がんなどの健康被害を受けたとして国と建材メーカーを訴えていたもので、多額の賠償金を命じることとなった。 業界で一定のシェアがある建材メーカー側の責任を認める司法判断が最高裁で初めて確定することになり、今後の全国での裁判に影響を与える可能性があるとして業界にインパクトを与えた。 。

 

近年アスベストによる健康被害は急増しており、厚生労働省の人口動態統計によると2017年に中皮腫で亡くなられた方の数は、1995年の3倍以上になっている。 アスベストのばく露による労災の支給決定件数を業種別にみると、やはり製造業と建設業が多い。

 

アスベストは症状が発症するまでの潜伏期間が長いため「静かな時限爆弾」と恐れられ、その脅威がいま猛威を振るっている。 建設現場で働いていた人たちを救済するべく、医療面でのサポートや裁判での正しい判断、解体現場での安全な飛散対策が必要である。

 

株式会社トライフォースコーポレーション

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