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台風被害の一時廃棄物集積場でのアスベスト問題

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台風被害の一時廃棄物集積場でのアスベスト問題

 

建材としてアスベストを使用することはすでに禁止されているが、いまだにアスベストを含む建物が存在し解体作業が進んでいる。 令和元年台風第19号により多くの建築物等が被害を受けアスベストの飛散が懸念されている。

 

長野市では台風19号で4000棟以上の建物に浸水被害がでた。 それら住宅の建材に発がん性物質アスベストが使われていると把握していながら、被災者や災害ボランティアにアスベスト入り建材の撤去や防護の方法などの対策を周知していなかったことが報告された。 みんな普通のマスク姿で壁材をちぎったり壊したりしていたという。

 

カビが生えた壁を剥がしたり建材を運びやすくするため粉砕したりする中で石綿を吸い込み、今後、中皮腫や肺がんを発症する恐れがある。 アスベストが飛散して肺に入るのは命に関わる問題であるにもかかわらず、周知が足りていないのである。

これらアスベスト疾患のリスクを避けるためには対策が欠かせないことは言うまでもない。 そのためにはアスベストの有無を分析するアスベスト分析を国際水準に合わせることや、こういった災害の際に、人々への危険性の周知とそれに合わせた対策が必要なのである。

 

株式会社トライフォースコーポレーション

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