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アスベスト被害の実態調査は未だに続いている

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アスベスト被害の実態調査は未だに続いている

 

過去にアスベストを扱う工場などがあった地域住民の中で、アスベスト被害を受けている可能性がある人はどのくらいいるかご存知だろうか。 環境省は2015年度から調査を行っており、検査希望者の3割以上から胸膜プラークなど、アスベストを吸い込んだ人に見られる所見が認められた。

 

必ずしも中皮腫や肺がんなどのアスベスト関連の疾患につながるわけではないが、「3割以上」という数字を過小評価すべきではない。 検査希望者の3割ということは数字として表面化されていない、潜在的なアスベスト被害者が存在しているからだ。 実際に、アスベストが飛散する環境にいた自覚がない人は多く、字自体も発症者が出なければ積極的に動かない傾向がある。 調査期間が浅い地域では十分に情報が行き渡っていないのだ。

 

環境省は今もなお健康影響調査を続けている。 中皮腫による死亡者数は増加傾向にあり、専門家はまだまだ増える可能性を指摘している。 発症の有無を検査できる体制の整備を進めるのと並行して、住民への情報周知の徹底、被害の実態を把握する努力を続けるべきである。

 

株式会社トライフォースコーポレーション

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