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石綿含有建物の解体は2028年ピーク

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石綿含有建物の解体は2028年ピーク

 

石綿(アスベスト)は建築資材として優れており、1970年~1990年の間に大量に使われた。 しかし、石綿は中皮腫や肺がんを代表とした様々な病気を引き起こす物質であることが判明した。 よって、徐々に石綿の使用は規制されていき、2012年に使用・輸入が全面的に禁止となった。

 

ただ、すでに石綿を用いて建てられた建物が存在しているため、現在解体が進んでいる。 その数は年々増えていき、2028年ごろに解体棟数は約10万棟にも上りピークを迎えると言われている。 それほどまでに多くの建物が解体される見込みがある工事だが、安全性がまだ十分に担保されていない。 環境省が過去の工事記録などを調べてみると、石綿が飛散するトラブルが頻発していたことがわかった。

 

石綿の粒子は非常に細かく、建物解体時に飛散し、気付かぬうちに吸い込んでしまう可能性が高い。 石綿の有無を正確に分析できずに、解体を進めてしまうと工事現場の人はもちろん、一般の市民の方の安全すら脅かしてしまう。 被害者の方の存在がわかっていることや工事トラブルが発覚していることから、これは無視できる問題ではない。 命に関する工事であるため、信頼性の高いアスベスト分析の重要性は高まっている。

 

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